2021-01-01から1年間の記事一覧
“日本人は善悪を美醜で決める”という説があります。 例えば、横綱の白鵬がよくやる“張り手”やエルボーまがいの“勝ちあげ”がそれだといい ます。白鵬でなくても、横綱が立ち合いに変化をすれば座布団が飛びます。 それらは、反則ではないけれど“美しくない”と…
それは「目標」なのかそれとも「手段」なのか、ときに混乱が生じるこの両者の関係に ついて、頭を整理してみたいと思います。 簡単に言えば、「目標」とはターゲットであり、「手段」とはそれを達成するため の“手立て”ということになるでしょう。だから、こ…
まさかまさかである。LPGAメジャー中のメジャー、今年の全米女子オープンは思いもよ らぬ展開となった。最後に首位の4アンダーで並んだのは、畑岡奈紗と笹生優花の二 人、夢かとも思うプレーオフが演じられる事態となったのである。 そしてプレーオフの3ホー…
1週間前、軽い風邪の症状があり熱を測ってみたら37.4度ある。 例によって葛根湯を飲んでそのままベッドに入ったのだが、熱はどんどん上がって38.7 度になった。 あまり高熱にならない自分としては、記憶にない数値である。しかし、体の節々が痛い 他は咳や鼻…
五輪開催まであと2か月余りとなってもコロナ感染収束の兆しが見えない中、中止の決 断を迫る動きが活発化している。メディア報道からは、国民の過半数が中止を望んでい るように感じられるのだが、本当にそうなのだろうか。もし、そうだとして、それは正 し…
ようやくワクチン接種が始まったかと思えば、これがなかなかはかどらない。 その理由をつきつめていくと、ことごとく緊急事態下での特例(規制緩和)が定められ ていないことに集約されると思うのだが、果たしてその教訓は生かされるのだろうか。 それとも、…
GWのさなか、毎日新聞が二つの世論調査結果を発表した。 コロナによる足止めのおかげで、有り余るほどの時間があり、その記事をじっくり 読ませてもらったのだが、どうもしっくりこない。どこかズレている感じがして ならないのである。 まず一つ目は、憲法…
投げて 打って 走って、おまけに小技まで決めて・・・ 大谷翔平が絵にかいたようなワンマンショーを演じて、世界の野球ファンを魅了した。 ショウヘイ・オオタニが二度目のリアル二刀流で出場すると予告されていた4月26日の レンジャーズ戦は、試合前から全…
4月21日、ソウル中央地裁は、元慰安婦らが日本政府に賠償を求めた訴えを却下した。 至極当然の判決なのだが、日韓両国の政府・メディア・国民ともに狐につままれたよう に唖然として、不思議な静寂が続いている。というのも、同じ地裁がほんの3か月前 に、別…
コロナという暗雲を吹き飛ばし、日本の隅々まで光を届けた“あっ晴れな”アスリートが 注目を集めている。 競泳女子の池江璃花子と男子ゴルフの松山英樹の二人だ。 白血病から復帰して間もない池江は、今月3日から10日にかけて行われた日本選手権で 4冠を達成…
薄幸の少女が王子に見初められるといった物語は、古今東西、実話・創作織り交ぜて あまた存在する。 いわゆるシンデレラストーリーで、日本流に言えば玉の輿というやつだ。 そして、その結末は概ねハッピーエンドで締めくくられる。 余談になるが、シンデレ…
米国の4月4日、日曜日の夜、アナハイムでのエンゼルスvsホワイトソックス戦は、 MLB 注目の一戦となり全米中継された。この日エンゼルスはDH制をとらず、初先発の 大谷選手が2番打者として登録されることが分かっていたからである。何やかやデータ を掘り返…
自慢にはならないが、年寄りのくせに夜更かしの朝寝坊である。 それがどういうわけか6時前に目が覚めてしまった。 覚めたからには観ずばなるまい。今日はMLBの開幕で日本人投手が先発する。 しかも二人である。ツインズの前田とパドレスのダルビッシュ投手だ…
あちこちから開花宣言や花便りが届けられる中、こちらに一つ、あちらに一つ、あっ晴 れな花が開いたというニュースだ。 こちらの花はJLPGAツアーの小祝さくら、今年第一戦のダイキンオーキッド(沖縄)に 続き、先週のTポイントENEOSでも優勝し、早くも3戦…
芸人Nがたまたま発した謎かけ問答が炎上したのは、ついこの間のことで前回のブログ に書いたとおりである。 そこでは「犬」という言葉が差別的とされたわけだが、今度は「ブタ」が侮辱発言だと されて、こともあろうに、五輪式典の統括者の首が飛んだ。 新聞…
世に、差別発言と決めつけられてしばしば袋叩きにされている発言は、本人には全くそ の気はなく、いうなれば“差別失言”であることが多い。 今月12日、日テレの「スッキリ」でアイヌ民族の女性を取り上げたドキュメンタリー 作品を紹介した際、お笑い芸人の脳…
3月8日が「世界女性デー」ということで、例年通り、日本の男女格差問題があちこちで話題となりました。 もはや聞き飽きた感もありますが、日本の男女格差は121位であるとか、女性の働きや すさランキングが主要29か国中の28位であるとか、女性閣僚の割合が15…
何となくではありますが、楽観論(者)・悲観論(者)あるいはオプチミスト・ペシミ ストといった言葉を、最近はあまり見聞きしなくなったような気がします。 これに取って代わる言葉としては、ポジティブ・ネガティブが一般的で、若者たちの間 ではネアカ・…
テレ朝玉川さんの発言が小さな波紋を広げている。 24日の「羽鳥慎一モーニングショー」で、自転車のあおり運転を”バカ中のバカ“と厳し く断罪し、”どうすればこういう人がいなくなるのか・・分からない“とコメントしたらしい。 “らしい”というのはその番組を…
大坂なおみ選手の2度目の全豪制覇から3つのことを感じた。 一つは、S.ウィリアムズの後継女王争いから、大阪が頭一つ抜け出したということだ。 年齢的に見て、彼女にはまだ“伸びしろ”があり、今後しばらくは大坂なおみの時代が続 きそうな気配が濃厚である。…
思いのほか高い支持を得てスタートした菅内閣でしたが、その後は調査するたびに支持率が下がり、ようやくこの2月になって少し盛り返しました。 支持率を下げた原因には、コロナ対策の不手際などがあげられていますが、どうもそればかりではないようにも思わ…
本人が発言を撤回し謝罪したにもかかわらず、批判の嵐が吹き止まない。 毎日新聞は、連日一面トップでこの話題を取り上げ、6日の見出しは、 「森会長擁護・世間とのズレ」である。 その”世間とのズレ“がちょっと引っかかって、我もまた世間であるとの思いで…
当ブログを始めたきっかけの一つが“コロナ自粛”だったので、ある意味当然なのだが、 これまでずいぶんコロナを話題にしてきたように思う。何を書いてきたのかはっきりと は覚えていないが、一括りにすればそれは大手メディアの報道(姿勢)に対する素朴な 疑…
新型コロナの猛威は一向に衰えを見せず、なかなか先が見通せない中、最後の切り札として期待されていたワクチンの接種が、米・欧・中・印などで始まった。 相対的に、日本はかなり遅れていると言わざるを得ないが、ワクチン担当に指名された 河野規制改革担…
“どちらが勝っても歴代最高齢”という候補者の、あまり美しくない大統領選に勝利した バイデン新大統領が、20日就任演説を行った。 議事堂前の広場は、大群衆の代わりに国旗が立ち並び、前大統領の列席もないという 異例の就任式であった。 新大統領のスピー…
朝も昼もそしてどの局も、ワイドショーの話題は新型コロナで始まる。 今年届いた年賀状で、6割以上にコロナのコメントがあったことを思えば、それも当然 かとも思う。しかし、最近の報道を観ていると、「ちょっと待ってくれ!」と言いたくなる場面が時々ある…
不愉快なニュース 新年早々の不愉快なニュースである。 韓国のソウル中央地裁が8日、日本政府に対し、提訴した元慰安婦12人に賠償金の支払いを命ずる判決を下した。 原告の7人は既に死亡し、残る5人の元慰安婦も90歳以上、考えるまでもなく異様な裁判である…
上下左右と言えば壁、前後左右と言えば地面といった平面における方向がイメージ されますが、上(うえ)・下(した)前(まえ)・後(うしろ)・左(ひだり) ・右(みぎ)と読んだときは、自分を中心とした立体的な方向が浮かんできます。 それらの方向は、…
クイズ王の呼び名 「芸能人格付けチェック」という、正月恒例の人気番組があります。 まあ、ちょっと変わったクイズ番組というジャンルに入るかと思います。 この番組を貫くコンセプトがあるのかどうかは知りませんが、“日常の生活が「一流」 あるいは「本物…