樗木(ちょぼく)の遺言と爺怪説

愛国的好奇高齢者の遺言と違和感をエッセイ風に・・・

2024-01-01から1年間の記事一覧

武器禁輸のこれまでとこれから(J-142)

国内政治と世の関心が自民党議員の裏金問題で明け暮れる中、日・英・伊三国の共同開 発による次期戦闘機の第三国への輸出が認められることになった。これまで難色を示し てきた公明党が一定の条件のもとに歩み寄ったのである。 日本もようやく世界の常識が通…

新型コロナのこれまでとこれから(J-141)

このブログを始めたのは2020年3月で、新型コロナによる閉じこもり生活がきっかけの 一つであった。だから当然のごとく、Jシリーズ(爺怪説)の第一回目は「COVID -19は最強か」と題した新型コロナの話題となった。以来30数回にわたり新型コロナ に…

アカツキジャパンに注目(J-140)

「東京オリンピック」・・・と言っても3年前の話ではない。60年前の1964年(S39) に開催された、第一回東京オリンピックから話を始めたい。 国土の大半が焦土と化した敗戦から、わずか20年足らずで奇跡の復興を果たした日本は この年、世界に先駆けて高速鉄…

毎日新聞の世論調査に疑義あり(J-139)

戦争あり、地震ありで、内外共に喫緊の要事を抱える中で、岸田内閣の支持率低下が下 げ止まらない。 発端は裏金問題だが、それ自体は岸田内閣の責任に帰する問題ではない。国民は岸田首 相のリーダーシップの無さに失望しているのである。 それにしても2月19…

ECIと日本(J-138)

読売テレビに「そこまで言って委員会NP」というバラエティー番組がある。 2002年5月に特別番組として放映されたのが始まりで、2003年からレギュラー番組化さ れ今に続いている長寿番組だ。もう20年を超えたことになるが、日曜日のお昼というこ ともあり、随…

無敵の人(Y-65)

「無敵の」を広辞苑で調べてみると、“敵対できるものがない”“力の及ぶ相手がない”と あります。つまり、無敵とは”敵がいない“ではなくて”匹敵する者がいない“ことである と理解できます。 この言葉が、外国語の翻訳時などに生まれた、いわゆる“和製漢語”なの…

犬食禁止法と食文化(J-137)

これまでも、しばしば国際社会から非難されてきた韓国の「犬食」がようやく法律で禁 止されることになった。1月9日、韓国議会は出席議員210人中賛成208、反対0,棄権2 という圧倒的多数で「犬食禁止法」(犬の食用目的の飼育、食肉処理及び流通などの終 息…

新年早々の災害・事故と課題(J-136)

新年を迎え、なるべくなら明るい話題を取り上げたかったのだが、早々に生起した災害と事故が頭から離れず、しかもその報道が表面的すぎるように感じられるので、不本意ながらそのことについて述べてみたい。 世界情勢が厳しい中、日本は穏やかに暖かい正月を…