今年の全英女子オープンゴルフは、南アのA.ブハイが韓国の田仁智(チョンインジ)と のプレーオフを制して優勝した。3年前に渋野日向子と最終組で回った彼女が、再び最 終組で相まみえるというありえない展開の末、33歳にして悲願のアメリカツアー初の優 勝…
新型コロナの感染が第7波に突入し、過去最大の大波となっている。 7月23日には1日の感染者数が20万人を超え、そろそろ下がり始めてもよさそうなものだ が、今日も各地域で最多記録更新が続いている状況だ。 だが世界を眺めてみると、このような局面にあるの…
車で1時間ほどのところに弟が住んでいて、2,3か月に1度くらい肴持参で飲みに来る。 楽しみにしているのだが、“職場の関係者にコロナが出た“ということで、しばらく来訪 が途絶えた。 「ワクチンも打ってるし、陽性になっても免疫が強化されるだけだから、こ…
7月8日、安倍元総理が奈良市で参院選の応援演説中、暴漢の凶弾を浴び死亡した。 “最も安全な国”ともいわれる日本で起きたこの事件は、“信じがたい惨劇“として世界に 衝撃を与えたが、ある意味”日本らしさ“をも漂わせている。 その一つは、犯行に使用された銃…
「1972ミュンヘン・オリンピックで、男子が「金」女子が「銀」を獲得した団体競技と いえば?」・・・・クイズ番組にでも登場しそうなほど遠い記憶となってしまったこの 答えはバレーボールである。かつては“お家芸”とまで言われ人気を博したこの競技が、 長…
前回のブログは、政党要件を満たしている既存政党についてしか述べていない。 新聞やTVが概ね対等に扱ってくれる、いわば表の参院選だ。 しかし、今回選挙がいつもと違うように感じられるのは、従来は「諸派」として「泡 沫」扱いされてきた政治団体が裏(SN…
第26回参院選が6月22日に公示され、7月10日の投開票に向けて18日間の戦いが始まっ た。前国会における立憲民主党の内閣不信任決議案が不発に終わったこともあって、 いささか盛り上がりに欠けるが、いつもと様子がちがうような気もする。立候補者数が やたら…
世に言う”新聞離れ“は自分の中でも進行中だが、今も必ず目を通す欄がある。 毎日新聞の川柳欄である。投稿者は年配の人が多いらしく、(…だよな)と思わず膝を 打つことがしばしばである。 無断で紹介させていただくが、6.11の岡良氏の次の句もその一つだ。 …
何ともお粗末な事件である。取り上げるのもアホらしいとは思うのだが、ある意味現代 日本の縮図のようにも感じられるので、遅ればせながらこれに噛みついてみたい。 発端は、「新型コロナウイルス対策臨時特別給付金」の事務処理における単純なミスである。 …
プーチンの演説から 5月9日、モスクワの赤の広場では恒例の「対独戦勝記念式典」が挙行されました。 しかし例年とは違って、観覧席に外国要人の姿はなく、規模も縮小されていました。 無法なウクライナ侵攻で、世界から非難を浴びながらもこの式典を強行した…
5月3日憲法記念日の朝のこと、郵便受けに共産党の”チラシ“が投入されていた。 明らかに夏の参院選に向けた活動とみられ、”フライング“の感もするのだが、タイトル は”ロシアは侵略戦争やめよ“となっている。その中味は、この機会にロシアを非難し、 共産党に…
大方の予想に反して、ウクライナが驚異的な頑張りを見せている。そのエネルギーの源は一体どこにあるのだろうか。 “そのヒントはここにある” とウクライナの国歌を引っ張り出してきたのがフジTVの「めざまし8」である。 いいところをついていると思うが、言…
4月12日の東大入学式における来賓祝辞が、小さな波紋を広げている。 この日来賓祝辞を述べたのは、東大校友会会長の宗岡正二氏と映画監督の河瀨直美氏の お二方であったが、ちょっとした騒ぎとなっているのは河瀨監督のスピーチだ。 その全文は東大のホーム…
ロシア軍の突然のウクライナ侵攻から50日、戦況はまさに泥沼化の様相である。 現在は、ウクライナ東部が主戦場となっているが、ロシア軍の民間人大量虐殺の実態が 明らかになるにつれ、一時は期待もされていた停戦・和平交渉はどこかへ吹っ飛んで行 ってしま…
あまりホットな話題ではないが、今世界で起きていることと無縁ではないとも思うの で、この際「首相公選制度」について再考してみたい。 このテーマは、私の頭の中では賛否いずれの引き出しにも収まらず、長らく一時保管箱 に入れられたまま放置されてきた。…
過去最大の大波となったオミクロン株による第6波は、ピークを過ぎて下降局面にはあ るものの、未だ新規感染者が1日5万人程度の“高止まり”の状況にある。 そんな中で政府は、「蔓延防止等重点措置」を予てのプラン通り21日をもって全面解除 とすることにした…
2月24日に準備万端整えたロシア軍が一方的にウクライナ侵攻を開始して、早2週間が過 ぎた。その間これ以上のテーマはなく、またどのように頭の中に収めればいいのか、 考えが纏まらない。そんなわけで、毎日大量の情報をインプットしながらもブログに手 を付…
2月24日、ロシア軍がウクライナへの全面的な侵攻を開始し、首都キエフに迫っている。 北京五輪の前あたりから、アメリカなどが“もはや秒読みの段階”であると警報を発して いたが、日本のメディアや識者は“まさかそこまではやらないだろう”“オリ・パラ期間中 …
ロコ・ソラーレに敢闘賞を 2月20日、いくつかの汚点と課題を残しながら北京冬季五輪が閉幕した。 日本は、史上最多となる18個のメダルを獲得したが、これはJ-96 で紹介したGracenote の予想とほぼ同じ結果であり、私的にはやや不満があるものの、選手たちは…
発端は、8日に予定されていたフィギュア団体・表彰式の突然の延期であった。 IOCはその理由について、まだコメントできない”と口を濁したが、9日に五輪専門誌の 「インサイド・ザ・ゲームズ」がワリエワのドーピング疑惑であると暴露した。 同日、RUSADA(ロ…
Saraは勿論高梨沙羅のことで、柚子は中国のファンが付けた羽生結弦の愛称である。 期待されながらメダルを逃したこの二人、おそらく私の心の中には、2022北京五輪を代 表するようなエピソードとして深く刻まれることになりそうだ。 スキージャンプ・混合団体…
“自らは何もしない”というレッテルを貼られそうな岸田総理だが、オミクロン株の蔓延にもかかわらず案外支持率を保っている。それが“聞く力”の証明なのかどうかは分からないが、波風を立てず、何となくうまくやっているようにも見える。派手さはなくても、経…
冬季五輪といえば、概ね人口100万にも満たない程度の“田舎都市”が開催地となる。 ところが今回の北京は人口2000万以上の大都市である。しかも、「夏」・「冬」の両方 を開催する初めての都市として名が刻まれることにもなる。 その第24回冬季オリンピックが5…
「ぜいたくは敵だ」という戦時中のスローガンは、当時を描いた映画の場面などにも使 われて有名ですが、これに一字を加えて、「ぜいたくは素敵だ」とした落書きがあった というエピソードがあります。割と有名なので耳にしたことが在るかと思います。 この標…
新型コロナの嵐が2年以上吹き荒れ、日本は6回目の波に襲われている。この間に確認さ れた感染者は1月14日までの累計で183万人を超え、感染力が増したオミクロン変異株 による第6波は、第5波を超える大波になるのではないかと懸念されている。 ところが、幸…
Oはオミクロン株、Kは韓国大統領選挙のつもりである。それがOKどころかまさかの展開になっている。 先ずはオミクロン株。昨年11月南アフリカで確認されたオミクロン変異株は、あっとい う間に欧米に広がり、これまでにないスピードで感染拡大を続けている。 …
はじめにお断わりしておきますが、「盛る文化」も「削ぐ文化」も私の造語なので権威 はありません、悪しからず。 簡単に言うと、「盛る文化」というのは、いわゆる「絢爛豪華」というか“きらびやか” な文化、「削ぐ文化」は、そのきらびやかさを削り落とした…
正月恒例の人気番組に「芸能人格付けチェック」というのがあります・・・と始めて、 (この話題前にも取り上げたことがあるな・・)と思い出しました。 探してみたら、去年の1月4日に書いた、「知識と教養」にありました。 そして大胆にも、「知識」が現在完…
大晦日、とくに見たい番組がなく、久しぶりに紅白歌合戦をたっぷりと観た。 残念ながら、初めて聞く歌や知らない歌手が多かったが、映像だけは少し楽しめた。 その流れにまかせて、“行く年くる年”の除夜の鐘を聞きながら、こんなことを思った。 行く年と来る…
今年もよろしくお願いします