樗木(ちょぼく)の遺言と爺怪説

愛国的好奇高齢者の遺言と違和感をエッセイ風に・・・

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

プーチンに”まさか”はない(J-101)

2月24日、ロシア軍がウクライナへの全面的な侵攻を開始し、首都キエフに迫っている。 北京五輪の前あたりから、アメリカなどが“もはや秒読みの段階”であると警報を発して いたが、日本のメディアや識者は“まさかそこまではやらないだろう”“オリ・パラ期間中 …

ロコ・ソラーレの快(J-100)

ロコ・ソラーレに敢闘賞を 2月20日、いくつかの汚点と課題を残しながら北京冬季五輪が閉幕した。 日本は、史上最多となる18個のメダルを獲得したが、これはJ-96 で紹介したGracenote の予想とほぼ同じ結果であり、私的にはやや不満があるものの、選手たちは…

ワリエワの怪(J-99)

発端は、8日に予定されていたフィギュア団体・表彰式の突然の延期であった。 IOCはその理由について、まだコメントできない”と口を濁したが、9日に五輪専門誌の 「インサイド・ザ・ゲームズ」がワリエワのドーピング疑惑であると暴露した。 同日、RUSADA(ロ…

Saraの涙・柚子の意地(J-98)

Saraは勿論高梨沙羅のことで、柚子は中国のファンが付けた羽生結弦の愛称である。 期待されながらメダルを逃したこの二人、おそらく私の心の中には、2022北京五輪を代 表するようなエピソードとして深く刻まれることになりそうだ。 スキージャンプ・混合団体…

嫡出推定の見直し報道への違和感(J-97)

“自らは何もしない”というレッテルを貼られそうな岸田総理だが、オミクロン株の蔓延にもかかわらず案外支持率を保っている。それが“聞く力”の証明なのかどうかは分からないが、波風を立てず、何となくうまくやっているようにも見える。派手さはなくても、経…

北京冬季五輪展望(J-96)

冬季五輪といえば、概ね人口100万にも満たない程度の“田舎都市”が開催地となる。 ところが今回の北京は人口2000万以上の大都市である。しかも、「夏」・「冬」の両方 を開催する初めての都市として名が刻まれることにもなる。 その第24回冬季オリンピックが5…