樗木(ちょぼく)の遺言と爺怪説

愛国的好奇高齢者の遺言と違和感をエッセイ風に・・・

若者に響く声明を (J-6)

終業式に卒業式、

桜の開花に3連休、

これだけ揃えば、若者にとっては啓蟄だ。

ぞろぞろ這い出して来るのも無理はない。

”今日一日くらいはいいだろう”

と誰かが思い、そして僕も私もと広がって、

この連休、若者の街はにぎわった。

これが東京都の感染者急拡大に影響した可能性は高い。

 

ここでようやく小池都知事が動いたが、またも”自粛”だ。

一方朝のテレビでは、おなじみのコメンテーターが、

若い人たちも決して安全ではありません」と訴えた。

・・・”弱い” のである。

これでは若者たちに響かない。

70歳未満に死者はない現実を知る彼らに、

コロナに対する恐怖感はなきに等しい。

 

だから、彼らには、

”感染爆発を助長するのは、無症状ないし軽症の若者たちであり、

その先で老人や体の弱い人たちが死ぬ、つまり勝手気ままな行動は、

コロナ・ウィルス従犯のようなものである” 

ということをはっきりと言い、分からせることが必要だ。

それが伝わらなければ、

日本はすでに”壊れてしまっている” のかもしれないし、

そうであれば、

諸外国と同じような感染者数のカーブの上に乗ることを

覚悟しなければならないのかもしれない。

                 2020.3.26