”舌の根の乾かぬ内” というべきか、
はたまた、”君子豹変す” というべきなのか、
予定通りの開催を目指すと宣言していた総理が、
3.24 IOCのバッハ会長と電話会談して
東京オリンピックの延期を決めた。
世間は”予想通り”と見え 落ち着いたもので、
株価は反転急上昇の気配である。
このところ、世界のあちこちで、
開催を危ぶむ声が上がってはいたが、
責任ある立場の人たちは沈黙を守っていた。
これは、少なからず
安倍首相に対する気遣いがあったとみるべきで、
P.M. Abe が自ら決断するのを待っていたものと
考えるべきであろう。
一年やそこらで首相が交代していては
この存在感は生まれない。
昨日まで、中止だ延期だと騒いでいたマスメディアは、
今度は 「代表選手はどうなる?」、「開催を当て込んで
先行投資をしていた人たちの損害はどうなる」
と騒ぎ始めた。
そうした中で気になるのは、
不気味な(?)東京の感染者数増加である。
今に始まったことではないが、
小池都知事の存在感が薄い。
気になるついでに、
皆が変に気を回して口にしないことを
代弁しておこう。
それは水泳の R.I. 選手が奇跡の復活を遂げ、
オリンピックに間に合うというストーリーだ。
たとえメダルを取れなくても、
想像するだに涙の感動シーンを
心の中で期待している。
こんなことを口にすると、
誰かに叱られるかもしれないが、
我が国には「言霊信仰」というのがある。
(口にしたことは現実になる)、
(^^♪ よくある話じゃないか~・・・。
2020.3.25